Arc-et-Senans
ここに王立製塩所のアルケ・スナンがあります
世界遺産です
ここの地下水は岩塩を豊富に含んでいます
18世紀 フランスにおける製塩業はフランス経済を支えていたそうです
ルイ16世がここに王立製塩所を建てる勅令を出して、王家のお抱えの建築家のルドゥーがその建築に携わりました
なるべく、世界遺産を回ろうと決めたダンナはこの旅行にここを組み込んでいました
(子供達にはハッキリ言ってつまらない所でしょうが)
門です
ここはとても特徴的で工場なのに煙突がありません
そして出来上がれば円形の製塩所が出来上がっていたはずです
ですが、フランス革命の波に飲まれて出来上がったのは半分
半円形の状態でした
今も完全に半円形の状態で残っています
働く人々のユートピアとして作られたこの工場はこの半円形の中に
社宅完備、工場も何もかもこの敷地の中に揃っていた事になります
でも、、
主な収入源の塩の出入りを監視するのに、何処からでも監視できるこんな円形が好都合だったと
ワタシ達は深読みしてしいました
だって、、何処からでも見られるのですもの
出来上がりの工場はこの時代から想像できない程の近代的なものです
写真では解りにくいのですが、完璧なシンメトリーな建物でした
100年 早く生まれてしまった天才
こんな言い方を良くしますが、ルドゥーもその一人ですね
次に向かう場所も100年早く生まれてしまった天才の作った教会です
今日のパリは風が強くやはり涼しい!
暑い日本にこの風を送りたいくらい
なので、、昨日のキャベツはロールキャベツで暖かく
旅行で仕入れて来たルギャールのお皿でサーブしました