聖の青春
なんなんだ?
この松山ケンイチは?
とパンパンに太った松山ケンイチをテレビで見て思ったのですが、、
映画の役作りに太ったと聞いて
そんなに入れ込んでる役ならば見てみたいと、、
時間がなかった時だったのですが
映画館が近いという地の利を生かして?、、、サクッと行ってきました
松山ケンイチが演った人 村山聖(さとし)は
幼少の頃から難病 腎ネフローゼに罹り、治療途中に将棋を知り
師匠(リリーフランキー)に師事し、プロの棋士まで上り詰めた天才棋士です
同時期に天才棋士として羽生善治(東出昌大)が存在しており
同世代の天才棋士の息詰まる対局
命を削る凄まじさを見てきました
天才がいる時には凌ぎを削りあう同じ天才が存在するものだ
と聞いたことがある
平成の初期
天才と言われた羽生が恐れた「怪童」村山聖
将棋に人生をつぎ込み29歳という若さで夭折
でも、その村山聖は。とても一途で人間味に溢れて
家族に、師匠に、友達に恵まれた「普通に生きたかった青年」だったのだ
そんな青年の人生を見せてもらえただけでも
行った価値があったと思う
松山ケンイチ、東出昌大、リリーフランキー
みんな役に入り込み素晴らしい
でも、、原作ありきの映画だったようで
ここまで役者が役に入り込んでいるのに、、
シナリオがついてきていなかったのがちょっと残念な気がする
この映画を見たら
将棋に行きて夢半ばで夭折した天才を忘れられなくなります
良い2時間でしたわよ