Les Deux Magots
日曜日、ダンナが鉄道を使って出張だったので
良い妻(なにか?)のワタシは北駅まで送ってきました
その帰り、、数日後に控えているテスト勉強を何処かのカフェでしよう!
と街をふらふら
入る気の無かったなんと有名店のカフェ ドゥ・マゴに座ってしまった。
ふらりとサンジェルマン・デュ・プレを歩いたワタシは
この店にしては珍しく空席があるのをみつけてしまいました(テラス席)
でも、勉強をするから店の中にね、、
パリ解放の時にはサルトルやらボーヴォワールの実存主義者がここを根城にしたり、ピカソやヘミングウェイ等芸術家に愛されたこのカフェ
今も当時の内装そのままだそうです
赤いレザークロスの長椅子
マホガニーのテーブル(足をかける所が付いていてとても良い感じ)
白と黒の衣装でてきぱきと動くムッシューも素敵
(ギャルソンは今は使いません)
店の名前にもなっているdeux=2 magots=人形 も店の中央にあります
Cafeに変わる前絹織物を扱っていた店の名残だそうです
凄く居心地が良くて、、
ワタシの右となりはステキなマダム(大きなダイヤが2個もついた重そうな指輪してたわ〜←金持ち〜)
とそのお父様?ゆっくりと食事をした後らしくデザートを食べて、、その後コーヒーを飲んで〜〜
1時間半居たワタシより多分1時間以上ここに居るだろうに、、
ワタシより座っていたわ〜!
左隣は常連のお年を召されたこれも上品なマダム!
サラダを注文されて店の人と会話をたのしみつつ独りで食事されていました
(この方もワタシより先に居てまだいました)
そんな中でカフェ・クレームを注文(食事時間が過ぎていたのでOKデス)
カフェ・クレームはポットで出て来たので高級店なのです、、
なのに4.8ユーロ。安い!
勉強しつつも店の中をカメラで写していたら
指輪のマダムが
「写してあげましょうか?」と声をかけてくださいました
「あ、、いいでス、、店を写したいのでス」
「$$%))0???」
「う〜〜ん英語なら〜〜!」
「ちょっとだけなら喋れます」とマダム
う〜んワタシより数段上!!
そのうちに左のマダムがフランス語で会話に入り、、
学生さん?
何処の?
試験?
勉強?
何処の国の人?
ここに住んでいるの?
と質問攻め!
でも、その後はちゃんと勉強させてくれました〜
帰る時にはマダム達から
「幸運を!」と言葉をかけてもらったりと、、
パリらしい場所でパリらしい言葉のやり取り、、
こんなステキな時間を過ごすとパリがもっと好きになってしまう
ちょっとサルトル?それとも誰の気分??になれたかしら?