巡礼の町 カオール
カオール(Cahors)
中世ではフランスで大きな都市であったカオール
ロット川に沿って造られているカオールは当時相当に繁栄していたらしいです
ワタシ達が着いた日はあいにくの雨模様
当時の繁栄がちょっと信じられないくらいの町
サンテティエンヌ大聖堂
この町はスペインの北部 サンティアゴ・デ・コンポステーラに続く巡礼の道
伝道中に殉死したヤコブの聖遺体を祀る大聖堂に続く道の途中にある町です
フランスには4本、この巡礼の道があり
パリから、、昔アップした事のあるヴェズレー、アルルから
この道はル・ピュイから続く巡礼の道です
この巡礼の街道沿いにはロマネスク様式の建物が多く建てられて見所になっています
雨でなかったら、巡礼者の目印のサン・ジャックの貝をリュックに付けた
巡礼者を多く見かけられたでしょう、、
今年2010年は聖ヤコブの誕生日が日曜日に重なる「聖年」に当たるため
例年より多くの巡礼者がこの道を辿っているそうです
ヴァントレ橋は14世紀に70年かけて造られた橋です
要塞化された橋ではフランスで最も美しいと言われているそうですよ
確かに絵を見る様な美しさです
雨が降っていて静かなのもあったせいか、中世もこんな様な感じだったと
容易に想像ができてしまいます
そしてここの町は「ヴァン・ノアール」黒いワインの名前のワインの生産地
でも、今日は祝日。
お店がことごとく閉まっていました。ホント。残念
パリでも手には入るけれども、現地で見てみたかったものですね
ここでしとしと雨は結構振りが強くなって来てしまいました
でも、、この近くのフランスで最も美しい村のひとつに行く事に
美しい町に出会えました
次にアップしますね