フランスで最も感嘆すべき廃墟
セーヌが大きく蛇行している所に
壮大な廃墟「ジュミエージュ修道院」はあります
とてもアクセスの悪い所にあり、セーヌを渡るのに
Bacと呼ばれる渡し船で向こう岸に、、
そんなアクセスの悪い所にありますが
ミシュランのグリーンガイドでは星が3つもついている
是非訪れて欲しい所になっています
歴史は古く7世紀に創建され
9世紀にはノルマン人の襲撃でいちじ廃墟になってしまいましたが
その後に再建され
11世紀から17世紀にかけ、ここまで大きくなっていきました
全盛期には4つの教会を持ち、1500人もの修道僧がいたそうです
その後、宗教革命やフランス大革命の嵐に巻き込まれ
このような廃墟になってしまったのです
現在は写真の様に屋根のない教会やファサードや土台の石組みを残すのみ
その廃墟でも大きさに圧倒されますので
当時はどのようなものだったか想像できない程です
今では前にこんな可愛いポストと数件の食事をするお店があるだけの
小さな、小さな町
廃墟って、好き嫌いはありますが
当時に思いを馳せられる楽しみと
そこはかとない寂しさを感じ
足りていない部分への想像が膨らむ場所ですよね
日本にもありましたよね
兵(つわもの)どもが 夢の後
昔の俳人も廃墟で思いを馳せていたのですよね
ゆっくりとノルマンディーを旅して
こんなステキな場所まで足を伸ばす事ができました
追記
この廃墟を目にして直ぐにダンナが
「これ、、ルパン3世のカリオストロの城の大公の城に良く似ている
ね、、ね、、そう思わない?」←この映画の大ファン
「え〜〜??良くわからない」
で、、パリに帰って調べましたよ
これ、本当にカリオストロ公国の廃墟のモデルと言われています
というか
「そっくり」です
大火事で焼けてしまった大公殿下の館の廃墟
ビデオで確かめたけど(好きだからDVDがあるの)
ほんと、、多分モデルはここだよ
ダンナ、、すご〜〜い
感心しちゃった
好きこそものの上手なれ
って言葉思いだしてしまったわよ
ルパンの好きな人、、是非見て見てね!
ほ〜〜んと「辺鄙」な場所で
しかも、この日はお店の休みが多くて
この廃墟の前で唯一やっていたお店でお昼
焼き過ぎのガレットだったけど
ノルマンディーに来てガレットとシードル食べないでパリに帰れないわ〜!
って食べたわ
お腹空いていたから
美味しかった
結果オーライ♡