アウガルテン
そうだよね、「マイセン」や「ヘレンド」や「ジノリ」や「リモージュ」は知っていても
アウガルテンは知らないかも
アップするよ。って約束したから(ブログやっている楽しさは、こんなとこにあり!)
「うんちく」たれますよ〜〜 (人‘ー‘☆).:゚+
ウィーンの中心からちょっと東の方に
Wiener Porzellanmannfaktur Augaeten (ウィーン陶磁器工房)があります
マイセンについで古い歴史のある工房です
ハプスブルグ家のマリアテレジアの元で王室の直属の釜になっていました
これはその「マリアテレジア」
人気のある柄です
先日の旅行でちょっと行ってみようかな。って路面電車でアウガルテンまで、、
昔ここの工房の見学をした記憶があるんです
午後にふらっと立ち寄ってみたので、入れたのは美術館だけ
(しかもそんなに展示物が多くなく、面白みのかけるものだったわ)
パンフレット読んだら、午前中に2回工房の見学があるらしい
来るのなら、午前中ですね。予約は必要ないようですよ
(多分、そんな来る人はいないだろう、、)
パンフレットにくっついているシール張ってふらふらと美術館を回る
写真撮影禁止だったから写真はありませんけど、、
でも、美術館の外にディスプレイしてあるものは写真撮影OK
珍しいものもあり、バシャバシャと結構撮りました
興奮していたのか、、気持ちだけで撮ったらしい(苦笑)上手にとれなかったな。。
これは日本でもお馴染みの「ウィーンの薔薇」
同じウィーンの薔薇でヘレンドもマイセンも出しています
これはシノワのシリーズ
近頃のアウガルテンって言ったら、これ「メロン」
これも良いけど、、、やっぱり昔から伝わる伝統的な柄がワタシは好き
これは売りものではないらしい
工房に行ったらアウトレットがある?って聞かれるけれども
アウガルテンに関してはアウトレットって聞いたないんだよね
工房に行ってもしっかりと、値段は張っておりますよ
日本で購入するよりは、いくらかお安いけれども
流石アウガルテン、お高いです〜(^_^;A
tasseってのが、カップです
そういえば、、ネットなんか見ていると
こちらで購入するよりも安くヨーロッパの陶磁器が売られていたりするんだけど
いったいどういう風になっているのかしら
大量に仕入れすれば、安く仕入れられるとか?
でも、この陶磁器ってそんなに大量生産できるもんではないしね
工房を見学すれば解るけど、全部手作業で作られているんです
絵付けも熟練のペインターがひとつひとつ、、、
あ〜今度工房の見学したい!午前中に行こう〜〜!
長くなったついでに、、
アウガルテンは薄い陶磁器ですが
カップの口当たりは日本のお茶を飲む磁器と良く似ていて
日本人にはとても馴染みのある磁器のような気がします
そして、確か、コーヒーカップを磁器で作ったのはここが最初だったんですよ
歴史がありますね
ハプスブルグ家が崩壊してから、釜は閉鎖されてしまい
その時に熟練工がハンガリーに逃れ、開いた釜が「ヘレンド」なんです
ヘレンドとアウガルテンのモチーフ似ているのはこんな理由だからなんですね
年々、アウガルテンがお高くなって来て来て
ワタシの大好きな「ビーダーマイヤー」の柄、、
とんでもない金額になっていました
、、、こんなことなら、15年前に思い切って買っておけば〜〜〜
もうワタシの手の届かない金額になっています(ノ_・、)シクシク…
唯一ワタシの持っているビーダーマイヤーの柄
ペンダントトップです
とても品の良いペンダントトップ
無地のセーターの時などに合わせています
蓋の内側についているマーク
「盾型紋章」これは王室から頂いたアウガルテンのマークで
磁器の裏側にはこの紋章が付けれています