ロブマイヤー
ウィーンの一番有名な通りのケルントナ−通り
ここに1823年から創業している老舗のロブマイヤーがあります
(写真斜めでごめんなさい)
硝子職人のロブマイヤーが小さなガラス店をオープンし
取り扱うものが上質なものばかりだったので
次第に有名になり、ハプスブルグ家から皇室御用達の称号も頂いています
改装が進む他のみせをよそに
ここのお店だけはワタシ達が住んでた15年前と寸分変わらず
そこに老舗を感じる
今は6代目
日本にも南青山にサロンがあるそうですね
先日、器好きのかたからコメントを頂き、久しぶりに語りたくなっています
ワイングラスやシャンデリアが有名なのですが
ワタシはここには「ヘレンド」を見に行きます
ウィーンに住んでいる時にはヘレンド等、ここでお買い物しました
なかなか見られないデザインを見る事ができます
1階でこのロスチャイルドを見かけ、少し話をして
「インドの華」はありますか?と、、
実はインドの華と言うのは日本の呼び方で「インドの華」をドイツ語で直訳して言ったら
ちょっと考えて、、、ありますと2階に案内してくれました
2階のフロワー半分はヘレンドなんです
インドの華のドイツ語での名前を教えてくださり
ワタシがそのドイツ語の単語が解らなかったら、、?って顔していたんでしょうね
これこれ、、って手で図柄の中のの物を指差して教えてくださいました
ヘレンドでは全ての名前に「フランスの名前がついているんです」ってお店の人が
「え、、ヘレンドの食器の名前はフランス語なんですか?」
インドの華もフルール・ダンドって発音していたから、、フランス語ですよね〜
色々説明してくださり、食器好きのワタシは目を輝かせて
しっかりと漏らさない様に、、ヒアリング〜(笑)
アポニーも全ての色が揃っている
この動物のシリーズも良く見かけるけど
これ、、そんなに好きでは無いワタシ
イヤープレートもあるけど、、ヘレンドのイヤープレートって、、微妙
やっぱり食器が大好き
この中からほんの1点ですが、お持ち帰りしてきました
たかがこの1点を選ぶのに、色々出してくださったり
お話をしてくださったり
品物を選ぶって本当に楽しい時間って思える
あ。。これ、初めて見た
うれしがるワタシに写真を写し易い様に出してくれる
品物を包む間にコーヒーでも如何?とコーヒーをいれてくださる店員さん
ロブマイヤーの店内はこんなにステキなんですよ
コーヒーを飲んでいる間に
とても品の良いコートを着たマダムがちょっと入って来て
何か品物を聞いていた
こんなマダムが似合うお店なんだな、、、ってゆっくりとコーヒーを飲みつつ
店内を眺める
購入したものと同じデザインの時計を
こちらで昔にオーダーして購入した話をしたワタシ
当時6ヶ月待って買ったんですよ、なんて徒然に話をしていたんです
そうしたら、「顧客リストに名前を入れておきましょう」と嬉しい話
「是非、入れてください〜〜!」
ワタシの名前、ロブマイヤーの顧客リストに乗りました!
(でも、そんなに買っていないんですよ、申し訳ないくらい〜)
こんな風にこのお店を利用する人に、、って感じで嬉しかったです
ちなみに、顧客にはエリザベス2世もいるそうですよ〜
きゃ〜〜嬉しい!
このウィーン旅行の前にヴィトンで酷い扱いを受けたワタシ こちらに文句たらたら☆
売ってやる、みたいなお店よりも
こんな風に優雅に買物をする方が人間嬉しいもの
買物って、、こんな風にしたいものですね
老舗らしい老舗。
ウィーンに行ったら是非足をお運び下さいね