Restaurant KEI
日本に向かう前の夜
冷蔵庫の中は空っぽだし、何処かに食べに行こうかと
行きたいビストロに電話するも休み、、
この時期クリスマスの休暇を取るお店が多いですからね
稼ぎ時、ではないのですね、お休みの時期なんですね
日本だと、、一番の稼ぎ時なのですが
無謀にも2日前に電話したら満席だと断られましたが
一応キャンセル待ちをしていたら、前日に席がありますとの連絡がありました
いつものスッキリとした店内
カルトブランシュで2の方をチョイス
軽いスターター
手でつまんで、こんなお菓子ってなかったっけ(多分コロン)
薄手の外側に軽いムース 上品なスターター
こちら最初はいつもこれからの期待を高めてくれます
ホタテのポワレ、緑のソーズは「よもぎ」
ポワレの火入れはやはり日本人のシェフ
華麗な一皿。クランブルと生野菜のコラボ
黒い皿に野菜で書かれた絵ですね
一緒に冷製のムースを
軽い口当たり。上に添えられイベリコの塩がひきたつ
魚はスズキ これも絵画
エディブルフラワーの使い方が上手なシェフ
食べる前にしっかり鑑賞してから
ダンナが選んだワインはナポレオンの好んだシャンベルタン
流石に美味しい
シャンベルタンと共に頂く物は季節のものジビエ
青首の鴨
皿に勢い良くベトラーブで書かれた血の様な赤が
ジビエの肉を期待させる
ここでフロマージュ
赤ワインが良いものだったので、ちょっと冒険で臭い物を、、
あ、、やっぱりそれはだめだった〜(^_^;A
メレンゲを崩しつつ頂くさっぱりした1品
熟したマンゴーってなんて美味しいのだろう
KEI お馴染みの塩キャラメル ミニのマドレーヌと共に
これは開店の時から変わらない
KEI で必ず食べたいもの
今回は新しい「化学調理」に挑戦していた
これは、、まだ、、
本当に美味しいものは口の中ではじける
シェフ、、これは今からの課題かな
この様な皿の空間の使い方を何度も見かけている
シェフには絵心も必要になってくるわね
こちらのシェフは何をやらしても上手
最後まで食べたら流石のわたしも相当に満腹
夜も12時近くなっているけれども
他の席で立ち上がっている所もないし
ゆっくりとコーヒーを頂いてパリの今年最後の夜の締めくくりです
何時もの様に最後にシェフが挨拶に出て来てくれました
半年前にお会いした時とはちがって「ギラギラ感」がなくなっていた
でも、料理はまだ「挑戦的」でしたよ
美味しいレストラン
何処が美味しい?って聞かれるとここを薦めることが多い
今年最後のパリでのフレンチは日本人のシェフ
大好きなこちらで食べ納めしました