王侯達に愛された陶磁器
受験生を持つ親としては自分が病気を持ち込む訳にはいかないので
人ごみは極力避けていましたが
欲求は抑えられず、、友達と行って参りました
「東京ドームのテーブルウェア展」
沢山の方がブログでアップされているので今更アップもないのですが
今回は「ロイヤルに愛された器たち」
と言う事で、多くの名窯を見る事ができて
大好きなワタシはテンションが高くなって興奮気味
ドイツはバイエルン(ドイツ南のミュンヘンあたり)の磁器工房
「ニュンヘンブルグ」を見る事ができたのが本当に嬉しかった
これ、ドイツでもなかなか目にする事ができない「幻の名窯」
ドイツっ言ったら「マイセン」とか「ビレロイ」とか有名な物がありますが
ニュンヘンブルグとかドレスデンとかは余り知られていないんですよね
ニュンヘンブルグの土は普通よりも多くねかせるので
薄く伸ばしても切れない生地
それは世界でも最高級品質だそうです
成形から絵付けまで260年前の技法をそのまま今でも、、
動力も工房内に流れる小川からの水車を利用している徹底ぶり
なので、流通量が少なく、ヨーロッパでもなかなかお目にかかれません
それが、こんなにいっぱい〜〜♡うひょ〜〜♡
これはバイエルン王家が代々持ち続けている名窯で
今でも子孫達がオーナーになって、伝統を守っているそうですよ
こんな所にヨーロッパの伝統を守る人達の良さを見ます
アウガルテン、見慣れたマリアテレジア
見慣れているだけに、幻の窯の前ではこんなステキな物も普通に見えちゃう、、
このアウガルテンはなかなかウィーンでも見かけません
流石にテーブルウェア展だ
その他にモナコ公国の「マニファクチャードモナコ」
あんな小さな所に窯があったんだ、、、知らなかった
モナコは当時、F1に夢中だったワタシが
「セナ」が走った道〜〜♪って喜んでF1の走る道をルンルンでドライブしたっけ、、
あ、、これは余分な話ね
そんな旅行だったから、陶磁器工房を探すなんてしていなかったもんね、、
ロイヤルクラウンダービーからのタイタニックの復刻版
こちらもビクトリア女王からロイヤルの称号をもらった名窯
ロイヤルアントワネットみたいにふちがフリフリで小花が踊るって物は
ワタシの趣味でないけど
こんなのは好きだなぁ〜
と、、洋物を見ていたら
「大倉陶園」のコーナーが、、
こちらの「藍」の色にノックアウト〜!
日本の陶磁器の良さを再認識して大興奮で帰宅いたしました
海外の王家も良質な窯を持っていますが
日本の皇室も本当にステキな窯を使っていますね
日本の「藍」は他の国には無い「藍」でした