マドリッド、、思ったより良かった所
どうする?
王宮なんてどこも同じだし、、
こういう建物、、飽きたし←ホント、教会とかお城とか、、同じ物が多いんだもん
でも、時間があるから行ってみる?って行った「王宮」
内部は写真撮影が禁止だったから写真はないけど
綺麗な王宮でした
現在でも公式行事に使われているそうです
特に「玉座の間」が今まで見たなかで一番権威のありそうな玉座でした
(どういう見方)
ヴエニス製のシャンデリア、華麗な天井画に赤いビロードの壁
ベルサイユ宮殿を真似て作られたそうです
それもそのはず。この王宮作ったフェリペ5世はベルサイユで産まれて育ったそうです
広いヨーロッパでも、イタリア、オーストリア、スペイン、フランス
何処かで繋がっていたのを、現在、目でこういう風に見る事がっできます
デポット神殿
スペインのこんな所にエジプトの南部で発掘された紀元前4世紀の神殿があります
アスワンダムの建設により水没の運命にあったアブシンベル神殿を救うため
スペイン政府が行った援助に対するお礼に贈られたもの
ヨーロッパでこんな物を見ると
「侵略して、、略奪してきた」物が多いのですが
これは頂き物。略奪品でないと思うと、、好意的に見る事ができる
小高い丘に設置された神殿はここだけスペインではない空間になっていました
思った以上によかった「ゴヤのパンテオン」
川のほとりにたつ双子のパンテオン、南の方がゴヤのパンテオン
ゴヤのフレスコ画が見る事ができます(写真撮影禁止)
ここにはゴヤの墓もありますが、首だけ盗まれてしまったそうです、
今でも祭壇の下には首のないゴヤが眠っています
双子のもうひとつのパンテオンは6月13日に
未婚の女性が早くいい人がみつかるようにお参りに来るそうです
16世紀から続くお祭りだそうです
世界共通のお参りってやっぱりありますね
そのパンテオンにはナポレオン戦争で虐殺された市民の墓があります
これは散歩の途中に見かけた陶磁器の工場のタイルですが、、
このシーンはゴヤの中で有名な「1808年5月3日」の処刑シーンです
フランス軍による市民の虐殺
プラドで見て来たばかりのゴヤの絵です
スペインの自由主義者の弾圧を恐れたゴヤはスペインからフランス、ボルドーに逃れ
そこで死んだゴヤ
自分で書いたフレスコ画の下で眠れる事にはなりましたが、、
ゴヤの絵からも感じる自由、暗さ
色々な面から触れられる事ができるパンテオンでした
マドリッド、、見る所がない。と思っていた割には
充実した旅となりました
美味しい物、、良い美術館、歴史的建造物
旅の醍醐味ですよね