エクス・アン・プロバンス
南仏では何処が一番好きって聞かれたら
迷わず「エクス・アン・プロバンス」って答えていました
ウィーンに駐在している時、訪れて以来とても気に入ってしまい
南仏に旅行した時には、「もう一度ここに来る」と
2回くらい続け来た事もあった
町のあちこちに古い泉があり、そこには人々が長閑な時間を過ごしている
セザンヌが生まれた土地でもあるし死んだ土地でもある
彼のアトリエが今でも残っている
このセザンヌの道しるべを辿ってゆくとセザンヌの描いた場所
ゆかりの場所に行く事ができます
セザンヌのアトリエは町の中心部から北の方角
セザンヌが描き続けたサン・ビクトワール山が良く見える所
セザンヌのアトリエからちょっと北に、小高い丘の頂上
画家が良く描いた目線でサン・ビクトワール山を見る事ができます
今回もちょっと寄り道してサン・ビクトワール山を眺めに行きました
いつ見ても独特な山
セザンヌが愛して止まなかった風景です
ラテン語のアクアから転じて「エクス」・アン・プロバンス
その名前の通り、町のあちこちに噴水があります
サシェに入ったラベンダーは南仏の香り
布のプロバンス・プリントは眩しい太陽に良く合う黄色
こんなテーブルクロスの食卓は、元気が出て来るにちがいない
なんといっても一番の魅力は古い街並
一番南仏らしさを感じるのでした
ただね〜〜
前のイメージは南仏の古い街並が残っていて落ち着いた町の印象だったけど
今回訪れたら、すっかり観光地化してしまっていて
メインの道にはパリでお馴染みのブランドのお店が軒を連ねていて
ちょっとがっかかり
同じ時期に来ているはずなんだけど、、人だらけ
もっと、、ゆったりとしていた感じだったんだけど、、、、
前に旅行した時にとっても気に入って愛用しているプロバンスの陶器があって
今回も同じ様なお皿が是非欲しかったので
前に買った所(と思われる所)に行った
が、、、、パリにあるブランドのお店があるだけ
、、、多分、、、つぶれた!がーーーん!!!
前にダンナがここに出張したときも探してくれたんだけど、見つからなかったって言っていたので
多分、、ない!
南仏らしい感じの良い食器をが置いてあって結構大きなお店だったんだけどね
ホント、、残念
何だか、、ダンナと
「変わってがっかりした町」だよね、、と、、、
お茶でも飲んでゆっくりこの町でしようかと思ってたけど
さっさとこの町を後にしました
、、、南仏で一番好きな町では、、なくなってしまった
ま、、時は確実に経っているということです、、、
なにせ、一緒に居た小学低学年の息子、幼稚園の娘が今は大学生だもんね
はああ〜〜〜〜