ランジス市場の見学
朝6時半、学校の最寄りのメトロの駅に集合
コルドンブルーの上級ではランジスの市場見学ってプログラムがあるのだ
これは是非見ておかないと!
眠い目を擦りつつ出かける、、
始発でも間に合わない人は参加しなくても結構!
貴方が居なくても時間でバスは出発します、って言っていたから
間に合う様に頑張って出かけたが、、
バスが出たのは7時過ぎ、、流石フランス?
パリから15kmしか離れていないので
直ぐに到着はしたものの、魚のパビリヨンはすでに終わっていた!
他に比べて一番早く、午前2時くらいからここは動いているらしい
フランスの国のあらゆるところから集まって来るランジス
日本の築地よりも品数は豊富だと思う
衛生管理の問題でこんな白衣を着てから場内を見学
世界で一番広いと言われているランジス市場
魚から肉、、肉からチーズ、、チーズから野菜、野菜から花と見学しましたが
建物と建物の間はバスで移動
まぁ。。大きな市場です!
のっけからびっくりしたでしょう?
こんな所からスタートでした
豚は特に衛生管理が厳しいのでほとんどの部位が見学できない建物で処理されています
フランスは豚肉消費大国
内蔵料理もありますが、ほとんどはハム等の加工品となりますが
豚のラードもフレンチには欠かせない脂
フレンチで消費されない頭部は中華の方で消費されるので
無駄な部位はありません
このように食物とされる家畜の為にも心を込めて料理する
そして、無駄無く消費する
ぶら下げられた動物を見て、心から「ちゃんと料理しなくては」と思う市場
牛はやはりでか〜い!
天井にレールが設置されており、肉がぶら下げられる光景
うん、、やはり肉食の国だけのことはある!
生っぽい建物からバスに乗って、、
今度は匂いのきつ〜い建物、、フロマージュ(チーズ)です、、
これは季節限定で出るモンドール
有名な物は流石にわかるけど、、
フロマージュは難しい、、土地が良く解らないよそ者(外国人)にはハードルが高い
日本人以外の人に、お漬け物の説明をするのと同じくらい、、難しいのだ!
これ、黒大根、切ると中は白いけど、日本の大根の様にはなかなか使えない
フランスで大根っていうとこっちの黒い大根の方が一般的
この時には旬だったジロール茸(杏茸)
セップ茸、、欧州のまつたけ!
ベリーは種類も豊富
日本では食べませんね
アーティチョーク(西洋あざみ)
これ、百合根のようにほくほくして、美味しいんですよ
トマトも種類が豊富
手前の大きなクールドブッフ(牛の心臓)って名前のトマト
種が少なくてとても美味しい、ワタシはこのトマトを良く買いますね
最後にバスで移動して見たのは「花市場」
夢のようにお花がいっぱい!薔薇も、紫陽花も〜!♡
クラスメイトがワタシの事を呼んでいる
何?って行って見たら、
「ワタシの名前の薔薇があった〜〜!!」
深紅の薔薇♡!
嬉しかったな〜♡ 購入するのは禁止だから(登録しないと購入ができないの)
購入できなかったけど
この薔薇、購入して帰りたかったわ
フランスの紫陽花ってとてもキレイ
日本にもある色だけど、、こちらの気候でこの紫陽花はとても映える
朝が早かったから、、こんなクロワッサンとパン・オ・ショコラと
コーヒーやショコラの朝食を出してもらって、、しっかりと食べ
帰りのバスは皆熟睡
とても健康的で(笑)楽しい市場見学でした
世界で一番大きな市場
特に野菜コーナーは珍しい物もいっぱい
流石にフランスの胃袋は面白い物がいっぱい
ちゃんと料理しよう!天井から釣り下がった動物を見てそう思った
そう思う事が大切だった市場見学だったのかもしれない