気球で空の散歩 カッパドキア イスラム圏への旅
カッパドキアでは「気球ツアー」が良いと聞いていた
気球に乗ってゆらりゆらりと空の散歩
気球ツアーはなるべく風が吹かない早朝に行われます
なので、目覚ましをセットして就寝、、
ホテルまで気球ツアーの車が迎えに来てくれます
早朝、眠い目を擦りつつ、迎えの車に乗って向かった先では
こんな風にバルーンが起き上がっている最中
用意されたパンや飲み物で朝食を食べつつ起き上がって行くバルーンを見ていると
期待がバルーンの様に膨れ上がってゆきます♡
バルーンのバスケットにはよじ上る様にして乗船
着陸時の姿勢を教えてもらい、練習してからこんなガスバーナーの火を見ていたら
ふうわり、、、、といつの間にかバスケットが地面から離れていました
衝撃もなにもない風に羽が乗って舞い上がった様な感覚でした
次から次へとバルーンが大空に舞い上がってゆきます
早朝だし、上空だし、寒いだろうと着込みましたが
この日は風もなく快適な上空
カッパドキアの奇岩のそばをすれすれに飛んで行き
奇岩を目の前で楽しむことができます
バスケットを自由自在に奇岩をすれすれに通るパイロット
腕の見せ所でなのでしょうか?
素晴しい技術だと感心しきり!
こんな朝が開ける前の空にバルーンが浮いているシルエットを見ていると
空を飛んでいるのだか、海の中を泳いでいるのだか、、、
幻想的な風景で現実離れした空間のなかをふわりふわりと、、、
日が昇って遠くまで見渡せる様になると交互に高く上昇したり
低く移動したり
水面に酸素を吸いに上昇する魚になった様な気分
奇岩の中を空中散歩するのは、海の中をゆっくり泳いで居る様な感覚
遠くまで青い空には色とりどりのバルーンが浮かんでいました
たっぷり1時間以上、空の旅を楽しみました
そのうち、ひとつ、ひとつ、着陸するバルーンが増えてゆき
地上に戻る時間が、、、
ワタシ達のバルーンも無事着陸
地上部隊とパイロットの阿吽の呼吸
着陸姿勢をする事もなく、飛び立った時と同じ様に
静かにバスケットは地上に到着いたしました
降りたあとはシャンパンをパイロットが開けて
乗員のグラスに注ぎ分け、皆で「乾杯!」
ちょっと甘いシャンパンでしたが、素晴しい空の散歩でした
(手タレはダンナ!)
実を言うと、、そこまで期待していたものではなかったのです
ダンナが「気球ツアーがあったから申し込んでおいたよ」って言われて
「あ、そう、わかった」、、みたいな(笑)
期待していなかった分もあるのか、、
いえ、期待していても「最高」と思ったでしょう
どうぞ、カッパドキアを旅したら「気球ツアーを!」
素晴しい経験ができると思います
ワタシ達がトルコから帰ってから1週間くらいして、、、
「カッパドキアの気球ツアーで死亡事故」のニュースが飛び込んできました
事故の皆無な乗り物ってないので、、(自動車の方が事故率高いわ、、、)
そんなこともあるだろうとは思いますが
楽しい空の旅、事故は悲しい出来事でしたよね
より安全に、、と願います
でも、ワタシ達のバルーンに関しては、、パイロットの腕は最高でしたよ♡